マジョルカのハビエル・アギーレ監督が、昨季指導したレアル・ソシエダMF久保建英について語った。
アギーレ監督は昨季後半戦にマジョルカ指揮官に就任。レアル・マドリードからのレンタルで同クラブに在籍していた久保については最初は重用しながらも、降格危機の状況でフィジカル重視のフットボールにシフトしたために、満足な出場機会を与えることができなくなった。
そんな2人は19日のラ・リーガ第10節レアル・ソシエダ対マジョルカ(1-0)で、再び同じ芝生の上に立った。久保はこの日も、「理想の居場所」と公言するソシエダで生き生きとしたプレーを見せたが、アギーレ監督はその姿を喜ばしく感じたようだ。
試合後会見で久保との再会について問われた元日本代表監督は、まずムスッとした表情で冗談を飛ばしている。
「恥知らずにも私に挨拶をしなかった。ムカついているよ」
その直後、「フッ」と一瞬笑みを見せたアギーレ監督は、そこから誠実に言葉を紡いでいった。
「私は彼のプレーが好きだった。ボールとともに技術を発揮する選手たちと一緒になって、自由にプレーできているね。タケフサ・クボはそういう選手であるはずなんだ。守備の責任を背負わず、戦術にもそこまで縛られず、前へと向かいドリブル突破など彼にこそできるプレーを実行していく。私は好ましいと思ったよ」
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