クラシコ敗戦で周囲が騒がしくなりつつあるレアル・マドリードだが、カルロ・アンチェロッティ監督は、ここからチームが上向いていくことに自信を見せた。
スペイン・スーパーカップ決勝バルセロナ戦を1-3で落としたレアル・マドリード。六冠の可能性が潰えたとはいえ、そこまで重要なタイトルではなかったと言えるかもしれない。が、何よりもパフォーマンスの内容が悪かったために、そこで大きな批判を浴びることになった。極論ではサイクルの終了が訪れたとも騒がれている。
しかし、アンチェロッティ監督は揺らがなかった。19日に行われれるコパ・デル・レイのベスト16、アウェーでのビジャレアル戦を前に会見に出席したイタリア人指揮官は、チームがここから上昇気流に乗っていけることを主張したのだった。
「明日はポジティブではない流れから脱するチャンスとなる。誰もがレアル・マドリードが死んだとみなしているが、しかし私たちは切り抜けてみせる。そんなに遅くはならないはずだ」
「このチームは若いんだ。モドリッチ、クロース、ベンゼマのことがいつも話題になるが、若手は以前から存在していたし、今季になってさらに増えた。思うに、私たちはサイクルの終わりではなく、サイクルの始まりにいる。ファンタスティックな時代から、また新たな時代へと移行している最中なんだよ」
「現在のチームはクロース、モドリッチ、ベンゼマが引っ張っているが、その後を継げる選手たちがすでにここにはいるのさ」
「クライシスの中で監督がすべきこと? そんなに難しいことじゃないさ。できるだけ客観的となり、できるだけシンプルに仕事をこなせばいい」
「フットボールにおける可能な限りシンプルなこと。それは良い守備を見せることにほかならない」
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