FWカリム・ベンゼマが今夏の移籍市場でレアル・マドリードを離れる可能性が浮上している。スペイン『オンダ・セロ』が報じている。
今季限りでレアル・マドリードとの契約が切れるベンゼマだが、1年の延長は確実だとみられてきた。しかしサウジアラビアから言葉通り破格のオファーが届いたことで、状況が変わりつつあるのかもしれない。
『オンダ・セロ』曰く、2030年ワールドカップの開催を目指すサウジアラビアは、ベンゼマに対して年俸2億ユーロ（約300億円）の2年契約のオファーを提示したという。ベンゼマは現在受け取る年俸の10倍以上となるオファーを前にして、レアル・マドリード退団を真剣に検討し始めたとのことだ。
その一方で、2024年にすでに獲得を内定させているFWエンドリッキに加え、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド、パリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペのどちらかを引き入れる予定とされるレアル・マドリードにとって今夏でのベンゼマ退団は想定外のことであり、すでに獲得直近とされるエスパニョールFWホセルのほか、トッテナムFWハリー・ケインの獲得に動く可能性も報じられている。
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