元ポルトガル代表MFのルイス・フィーゴ氏が、“禁断の移籍”を振り返っている。『ガーディアン』が伝えた。
フィーゴ氏は現役時代、1995年夏にスポルティングからバルセロナに完全移籍し、2000年にはバロンドールを受賞。しかし、絶頂期にあった同年夏にレアル・マドリードに完全移籍し、物議を醸した。
バルセロナファンの怒りが表れた最も印象的なエピソードが、2002年11月にカンプ・ノウで行われたエル・クラシコでのこと。レアル・マドリード移籍後はそれまでも直接対決で大きなブーイングを受け続けていたが、その試合ではコーナーキックを蹴ろうとした際に子豚の頭が投げ込まれた。
当時を回想するフィーゴ氏は、身の危険を感じることもあったと口にしている。
「当時は毎日のように記者会見をしているような感じだったし、それが負担になったよ。新しい(チームの)やり方だったり、ライバル、プレッシャー、(移籍金の)値段のことがあった。でも神ですらみんなが好きなわけではないし、みんなが私を好きになってくれるわけがない。唯一の心配は、カンプ・ノウでの試合で何か物理的なことが起きたら、狂人が出てきたら、ということだった」
激しいライバル関係にあることが知られるレアル・マドリードとバルセロナ。その2クラブの対戦である伝統の一戦“エル・クラシコ”は、日本時間10月16日の23:15にキックオフが迫るラ・リーガ第9節で開催される。
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