バルセロナがエスパニョール主将MFセルジ・ダルデルを獲得候補に含めているという。スペイン『カタルーニャ・ラディオ』が報じている。
今夏に中盤の強化を目指しているとされるバルセロナ。『カタルーニャ・ラディオ』によれば、補強の第一候補はイルカイ・ギュンドアンのようだが、マンチェスター・シティMFを引き入れることができない場合にダルデル獲得に動く可能性があるとのことだ。
同ラジオ局曰く、ダルデルの契約解除金は5000万ユーロに設定されていたが、エスパニョールのラ・リーガ2部降格によって同金額が1000万ユーロまで下がっているという。加えて、同じくのエスパニョールのFWホセルがレアル・マドリーにレンタル移籍したように、バルセロナはダルデルの現年俸を負担することで、レンタルで獲得できる可能性もあるようだ。
『カタルーニャ・ラディオ』はバルセロナがダルデルの代理人、チャビ・エルナンデス監督がダルデル本人とすでに話し合った可能性を示唆している。ただし実際的にエスパニョール主将がライバルクラブへの移籍を決断するのかどうかは、やはり未知数だ。
エスパニョールの主将であり、象徴的存在でもあるダルデルは、2部降格が決定した際に涙を流した選手の一人だ。「僕たちはあまりに大きなエンブレムを背負っている。このエンブレムを代表できなかった瞬間が何度もあった。一番失望しているのは自分自身だ。でも、また1部に戻ろう」と1部復帰への意気込みを示したダルデルが、果たしてバルセロナに移籍する可能性があるのだろうか。
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