ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルと長期間にわたる契約締結に迫るようだ。
昨夏に12年ぶりに古巣マンチェスター・ユナイテッドに復帰したロナウド。昨シーズンは一定の活躍を残したものの、今夏は移籍騒動に揺れ、残留が決定してもピッチ内での精彩を欠いたりと、新たに就任したエリック・テン・ハーグ監督の信頼を勝ち取れない状況が続いていた。
そんなロナウドは11月のカタール・ワールドカップ開幕直前にピアース・モーガン氏とのインタビューの中で、マンチェスター・Uやテン・ハーグ監督を非難し、さらにチームメイトにも矛先を向けた。もちろん、この発言は物議を醸し、クラブは11月22日に同選手との契約を解消した。
これを受け、ワールドカップでも不本意な結果で終わったロナウドは、現在無所属。来年2月に38歳の誕生日を迎える同選手に対しては現在サウジアラビアのアル・ナスルが強い関心を寄せており、総額5億ユーロ(約700億円)の高額なサラリーが支払われる2年契約締結に近づくことが先日から伝えられてきた。
ただし、ロナウドはワールドカップラウンド16の6-1で勝利したスイス戦後のミックスゾーンでアル・ナスル行きの可能性について問われて「ノー、事実ではない」と否定するコメントを残していた。
しかし、スペイン『マルカ』が伝えたところによると、ロナウドがアル・ナスルと2030年までの長期契約締結で合意に近づく模様。2024年まで現役を続け、その後クラブのアンバサダーに就任する見込みであることがわかった。さらに、この職に就くことで年俸2億ユーロ(約280億円)の超好待遇も準備されているようだ。
なお、ロナウドのアンバサダー就任に関しては、サウジアラビア側の意図がある様子。エジプト、ギリシャと2030年ワールドカップの共同開催を目指す同国は、ポルトガル代表FWを招致の切り札として利用する考えがあるとも伝えられている。
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