先月のミランとの直接対決で敗れたものの、2連勝で2位につけるナポリ。3日のセリエA第31節で難敵アタランタとの対決に敵地で挑むと、14分のPKによるインシーニェの先制点を皮切りに終始リードを保ち、3-1と勝利を収めた。
この結果、暫定的に首位ミラン(5日にボローニャと対戦)と66ポイントで並んだナポリ。主将のインシーニェは、敵地でもぎとった勝利を喜びつつ、1990年を最後にナポリから遠ざかるスクデット獲得へ自身の見解を示した。
「もちろん非常に重みのある勝利だ。だがシーズン終盤は目の前の1試合だけに集中している。重要なのは、自分たちの仕事をすることであり、その上でどこまでたどり着けるか見てみよう。これが重要な3ポイントになることは分かっていたが、やるべきことはできた」
「ひとまず今日の勝利に歓喜し、それから次戦を考えたい。これから複雑な試合が待っているはずだ。スクデット争い? 道のりはまだ長い。残る7試合は重要であり、正しいアプローチで臨まなければならない」
イタリア代表の一員として臨んだFIFA2022年ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでは、格下の北マケドニアに敗れ、イタリア史上初となる2大会連続で本大会出場を逃した。ナポリのファンタジスタは、苦い思いを口にした。
「イタリアがW杯へ行けないのは残念だ。大きな失望だ。だがファンに謝罪する他に、これ以上のことは何もできない。非常に苦々しい思いだ」
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