アルゼンチンの名門ボカ・ジュニアーズで育てられたベンタンクールは、2015年にトップチーム昇格を果たし同年4月にプロデビュー。その才能は早くから注目を集め、プロ初年度からユヴェントスが獲得のタイミングを探っていたと伝えられる。
ウルグアイ代表としても各年代でプレーしており、2017年にはU-20ワールドカップ(W杯)で母国の4位フィニッシュに貢献。2-0で勝利したグループステージのU-20日本代表でもフル出場し、能力の高さを見せつけていた。
そして、同大会終了後2017年7月にユヴェントスに移籍。初年度こそ慎重に起用されたが、2年目からは順調に出場時間を増加させ、チームのセリエA3連覇に貢献している。また、2018年のロシアW杯でもフル代表のレギュラーとしてベスト8進出を支えた。
プレースタイル
ピッチの中央で起用されることが多いベンタンクールは、高い戦術眼とテクニックを備えたレジスタだ。ゲームを作ることができるだけでなくラストパスを供給することもあり、2019-20シーズンにはセリエAで8アシストを記録した。
さらに、密度の高い守備を実践できることにも定評がある。長い脚でボールを狩り取る技術、強力なフィジカルと巧みな身のこなしで相手に気持ちよくプレーさせない守備はチームに安定感をもたらし、攻守両面で存在感を発揮できる選手だ。
プロフィール・経歴
ロドリゴ・ベンタンクール/Rodrigo Bentancur
1997年6月25日生まれ 187cm・72kg 利き足:右
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
2015 | ボカ・ジュニアーズ | 18試合・0得点 |
2016 | ボカ・ジュニアーズ | 11試合・1得点 |
2017 | ボカ・ジュニアーズ | 22試合・0得点 |
2017-18 | ユヴェントス | 20試合・0得点 |
2018-19 | ユヴェントス | 31試合・2得点 |
2019-20 | ユヴェントス | 30試合・0得点 |
2020-21 | ユヴェントス | 18試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。