昨シーズンは、セリエA優勝候補の一角とされたものの、ミランやインテルとのスクデット争いから脱落し、3位でフィニッシュしたナポリ。シーズン終了後にはバンディエラのFWロレンツォ・インシーニェが退団したほか、移籍市場で熱視線を浴びるセネガル代表DFカリドゥ・クリバリや契約切れとなったFWドリース・メルテンスらの去就が不透明となっており、メルカートにおける動向が注目を集めている。
「競争力のあるチームを作り上げるために、常に最善を尽くしている。全員を慰留したいところだが、選手本人の意思もあるので、我々だけの責任というわけではない。現在、(交渉の)ボールはドリースの手にある。彼が最終決断を下すことになる。我々からのオファーは提示した。250万ユーロ(約3.5億円)はなかなか良い年俸だと思う」 Getty
「ディバラ? 神の思し召し次第で無限の可能性があるはずだ。補強は代表戦に出場した(ジョヴァンニ)ディ・ロレンツォや(アミル)ラフマニ、(ピオトル)ジエリンスキらの帰りを待ってからになる。それに合宿は長い。新シーズンへ向けて競争力のあるチームを作っていかなければならない。C・ロナウド? 彼なら『FIFA 22』で獲得したよ」
さらにディバラについては、ナポリの地元メディア『Canale21』のテレビ番組に出演した際にも言及。「ディバラ獲得への希望を与えたつもりはない。道が開かれたわけではないが、ナポリは競争力のあるトップチームを目指しているため、どんな選手であっても獲得の可能性はある」と説明した。
クリバリやハムシクにナポリ入閣の可能性?
最後にエドアルド副会長は、メルカートで熱視線を浴びるクリバリの慰留を目指す意向を強調したほか、元ナポリのバンディエラであるMFマレク・ハムシクを幹部として迎え入れる考えに前向きな姿勢を示した。
「クリバリは偉大な選手であるだけでなく、人間としても偉大だ。近年、ナポリにおいて素晴らしい人物であることを示してきた。したがって彼を選手として、そして未来のディレクターとしてクラブに引き留めることが、世界で最も重要な課題だ」
「ハムシクの幹部としての復帰? 我々は誰に対しても門戸を開いているが、特にナポリに貢献した人に対して扉を閉じるつもりはない」
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