ディバラは、2015年夏にパレルモからユヴェントスに移籍。アッレグリ指揮下で大きな成長を遂げ、背番号10番も託される選手となった。だが近年、成績は低迷。チーム構想の変更も影響し、昨シーズン限りで契約満了によりユヴェントスを退団した。
ユヴェントスで2期にわたって合計5年間、ディバラに指導したアッレグリは、今夏、ローマ行きを選択したディバラの決断について自身の見解を示し、新天地での活躍に太鼓判を押した。
「まずは彼の成功を祈っている。パウロはユヴェントスに大きく貢献してきた選手であり、技術があって非常に上手い。きっとローマでも良いパフォーマンスを見せてくれるだろう」
今夏、フリーとなったディバラには、インテルやナポリ、プレミアリーグのクラブなどからの関心も伝えられていた。だがアッレグリは、ディバラの選択した通り、ジョゼ・モウリーニョ率いるローマがふさわしいチームであると指摘した。
「ローマは、彼に適したチームだと考えている。なぜならディバラには、前線に(タミー)エイブラハムのような選手が必要だからだ。それに非常に優秀な指揮官、(ジョゼ)モウリーニョがいるからね」
アッレグリは以前、『ダゾーン』のインタビューにおいて、「“新メッシ”であるかもしれないという考えにとらわれてしまった時期があったように思うが、彼は自分らしさを取り戻さなければならない」とディバラにアドバイスを送っていた。果たしてアルゼンチン代表FWは、モウリーニョの下、自分自身を取り戻すことができるのだろうか。
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