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インテルの守護神論争や攻撃に問題抱えるユヴェントス、伊解説陣の答えは?混戦のセリエAは意見も乱立 | セリエA

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インテルの守護神論争や攻撃に問題抱えるユヴェントス、伊解説陣の答えは?混戦のセリエAは意見も乱立 | セリエADAZN
【欧州・海外サッカーニュース】今週末に行われるセリエA第6節を前に、元イタリア代表のアレッサンドロ・マトリ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。

セリエA第5節を終えて、無敗のまま13ポイントを獲得したアタランタが首位を走るセリエA。続いて11ポイントでナポリやミランが並ぶ一方、インテルやユヴェントスは9ポイントでやや遅れを取る。そんな中、現役時代にミランやユーヴェなどでプレーした経験を持つマトリ氏や、インテルおよびローマOBのルイジ・ディ・ビアージョ氏らが『ダゾーン・イタリア』の「Kickoff」に出演。インテルやユヴェントスなどの問題点について分析を行った。

インテル守護神の座は?

Leao Handanovic Skriniar Milan InterDAZN

まずはインテルの守護神について、各氏が見解を示した。シモーネ・インザーギは、今シーズンも38歳のGKサミル・ハンダノヴィッチをセリエA5試合で起用したが、強豪勢の中で最多となる8失点を記録。UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)バイエルン・ミュンヘン戦では、新加入のGKアンドレ・オナナが先発に抜てきされた。今後のGKの起用を巡り、元アタランタのシモーネ・ティリボッキ氏は、オナナを推す。

「ハンダノヴィッチはインテルに大きく貢献してきた選手だ。今後も実力を示し、チームをサポートできるはずだが、現時点ではオナナを起用した方が良いだろう。彼がもたらす熱意など、多くの側面から判断できる」

一方、マトリ氏は38歳GKの続投を支持する。「ハンダノヴィッチをチームに残留させたのであれば、彼を中心に据えるべきだ。彼はチームの主将であり、インテルの正GKだ」と述べた。ディ・ビアージョ氏もこれに賛同。「疑問の余地はない。ハンダノヴィッチを起用し続けるべきだ。GKとはデリケートなポジションであり、わずか1試合のパフォーマンスで交代させるなど過剰反応だ」と指摘した。

今季初の監督解任はボローニャ

ここまで3分2敗の成績だったボローニャで、指揮官のシニシャ・ミハイロヴィッチが解任されたが、ティリボッキ氏は首をかしげる。「解任は過ちだ。新戦力は移籍期間終盤に合流したばかりで、チームはまだ時間が必要だった。ミハイロヴィッチは、これからまだボローニャに多くを与えることができたはずだ」と主張した。

マトリ氏も元アタランタFWに同調。「この決断を下すのなら、第5節終了時点ではなく、開幕前にするべきだ。新加入の選手たちがチームに溶け込むのを待つべきだった」と述べた。さらにディ・ビアージョ氏も「このタイミングではなかったと思う」と続いた。

Il tecnico del Bologna Sinisa MihajlovicGetty

解説陣の間で意見の分かれるセリエA序盤戦

混戦が予想される今シーズン、すでに序盤の戦いにおいても解説者の意見は分かれた。最も気に入ったチームを問われたティリボッキ氏は、「非保持の際は非常にコンパクトである一方、攻撃でも偉大なクオリティを見せた」と述べ、マウリツィオ・サッリ率いるラツィオを挙げたが、マトリ氏は首位につけるアタランタを選出。「(ジャン・ピエロ)ガスペリーニはフェノーメノ(規格外)だ」とコメントした。

さらにディ・ビアージョ氏はルチアーノ・スパレッティのナポリを挙げ、「首位ではないが、攻撃はセリエA最強で明らかな成長を見せている」と指摘。続いてピッチリポーターのダヴィデ・ベルナルディ記者はミランを、チェゼーナ時代に長友佑都の同僚だったマルコ・パローロ氏はウディネーゼを選んだ。

インテルにパフォーマンスの波?

インテルは今シーズン、格下との対戦で勝利を収めた一方、ミランやラツィオ、バイエルンとのビッグマッチでは敗れ、パフォーマンスにムラも見られる。ラツィオ時代にインザーギの指導を受けたパローロ氏が自身の見解を示す。

「昨シーズンにスクデットを逃したことで、インザーギはリーダーシップをやや失ったように見える。彼は失ったリーダーシップを取り戻し、クオリティの飛躍を遂げなければならない。昨シーズンはインテルへやって来て、2つのタイトルを獲得し、UCLでも素晴らしいパフォーマンスを見せたが、おそらくこのチームにとって、最大の目標は、毎試合で勝利を収めることだろう」

「そのためには、インザーギが再びチームを束ね、完全なるリーダーシップを発揮する必要があると言える」

2022-08-26-internazionale-simone-inzaghi(C)Getty images

ユヴェントスの問題点

マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスは、セリエA5試合を終えて枠内シュートがわずか15回とラストパス供給の問題が懸念されている。その打開策となる、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとFWアルカディウシュ・ミリクの同時起用について、OBのフェデリコ・ペルーゾ氏が自身の見解を示した。

「スタッツを見る限り、アッレグリは何かを変えなければならないだろう。ミリクは非常に賢く、ヴラホヴィッチとは違うタイプの選手だと思っている。ヴラホヴィッチは積極的に縦への攻撃を狙う一方、あまりボールを受けに下がることがなく、ビルドアップに加わることを好まない」

「だがミリクはそれを得意とする選手なんだ。2人を一緒にプレーさせることでチームの重心を上げ、攻撃陣により多くのチャンスが生まれるようになるはずだ」

Milik, attaccante Juventus, DAZN Italia, Serie A TIM 2022-2023

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