10月に入り公式戦2連勝を収め、1カ月にわたる未勝利から脱出したユヴェントス。だがセリエAの前節でミランとのビッグマッチに0-2と敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）においても、格下のマッカビ・ハイファに0-2と痛恨の敗戦を喫した。
日本時間16日には、10位トリノとのダービーが控える中、アッレグリは選手たちのメンタル面の問題を指摘しつつ、合宿により現状の打開を図る。『Sky Sport』のインタビューで明かした。
「チームは明日からダービーまでコンティナッサに残る。技術や戦術ではなく、気持ちや情熱の問題だ。現在は全員がバラバラで、個人でプレーしているが、再びひとつのチームに戻らなければならない。次戦まで3日間あるので最善を尽くしたい。たまには合宿を行って、目と目を合わせて話しをする必要があるだろう」
セリエA9試合を終えて3勝4分2敗で8位に沈むユヴェントス。指揮官の解任論が再び騒がれ始める中、アッレグリは自身の辞任を完全否定し、チームの立て直しに意欲を見せた。「辞任を考えているかって？ まったくない。挑戦は難しくなった時こそ素晴らしいものだからね。勇気と意欲、情熱を持って、ここから脱出する必要がある」と述べた。
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個人の責任ではない…アッレグリは残留する
一方、アニェッリ会長もチームの状況において、「恥ずべき」ほどの苦境であることを認めつつ、アッレグリの続投を容認する構えを見せている。
「チームにクオリティはあるが、心理的な問題がある。難しい時期だ。いま起きていることは恥ずかしいし、腹立たしい。だがカルチョはチームスポーツであり、勝つときも負ける時も11人一緒だ。11人でプレーすることを基本として再出発しなければならない。個人の責任ではなく、グループ全体の問題だ」
「デュエルに勝てないのは監督のせいではない。それに我々は常にシーズン終了後に1年の評価をしており、途中での指揮官交代を考えるのは難しい。アッレグリはユーヴェの指揮官であり、残留する。このグループの80～90人が一丸となってアイデンティティを見つけていかなければならない。我々は恥ずべきであり、ファンに謝罪しなければならない。深い反省をする必要があるだろう」
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放送・配信予定
- トリノ vs ユヴェントス
- 配信：DAZN
- キックオフ：2022年10月16日（日）日本時間1:00
- 実況：北川義隆
- 会場：スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ
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