今節のセリエAでは、ルチアーノ・スパレッティ率いる首位ナポリがスクデット争いのライバル、2位ユヴェントスから5得点を奪う躍動を見せたが、日本時間16日にゲーヴィススタジアムで行われた一戦では、アタランタが1996年のミラン対パドヴァ(ミランが8-2で勝利)以来、セリエAで27年ぶりとなる大量8ゴールをマークし、8-2で歴史的大勝を収めた。
試合終了後、笑顔で『ダゾーン』のインタビューに応じたジャン・ピエロ・ガスペリーニは、アタランタの失点シーンを振り返ったほか、このチームの強さをクラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を勝ち取った2018-19シーズンや翌2019-20シーズンと比較する意見について、自身の見解を示した。
「こんな結果を出した日は、失点も受け入れられる。1失点目は、比較的簡単なはずのプレーをうまく読めずに同点に追いつかれ、喜んでいられるものではなかった。だがチームはその後、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」
「今日のようなスコアを残せば、過去の話が出てくるのは当然かもしれない。だが当時との比較は難しい。あの頃のチームは、テクニックを持ち味としていたが、現在のチームはスピードが特徴だ。今日はプレーをうまく展開し、クオリティの高いゴールを決めることができた。今後、リーグ戦を戦っていく上でもモチベーションになる」
(C)Getty images
続いてアタランタ指揮官は、1ゴール1アシストの活躍を見せたコートジボワール代表FWジェレミー・ボガに言及。「彼のクオリティは十分に分かっている。具体的なプレーができれば、試合をこじ開け、みんなが期待している選手になれる」と称えたほか、アタランタの3点目を挙げた下部組織出身の19歳の逸材DFジョルジョ・スカルヴィーニを絶賛した。
「スカルヴィーニら若手の才能が花開く様子を見守ることができたのは、何よりもうれしく、幸運なことだった。これほど純度の高いダイヤモンドに出会えるなんてね。フィジカル面においても、ものすごい成長を見せている。まだ若いが、技術的クオリティだけでなく、リーダーとしての素質も含め、すべてを兼ね備えている選手だ。イタリア代表においても重要な選手に成長するはずだ」
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