昨シーズン限りでフランクフルトを退団した鎌田は今夏、ミランとの合意が伝えられたものの、ミラノのクラブの担当者の交代などの影響により、移籍手続きがストップ。その後、ローマやナポリ、ラツィオやアトレティコ・マドリードからの関心が囁かれたが、現時点で移籍先は決定していないとみられる。
そんな中、イタリア紙『Repubblica』が27日、「インテルの最後のアイディアはトップ下のダイチ・カマダだ」などと綴り、シモーネ・インザーギのチームが日本代表MFの獲得を検討していることを報じた。
イタリア紙は、これまでの鎌田の動向を振り返り、「攻撃のジョーカーは、ミランやラツィオのリストに載せられていた」と指摘。だが、ミランはトップ下の補強としてすでにクリスティアン・プリシッチを獲得し、指揮官マウリツィオ・サッリ自らが獲得を熱望していたラツィオも「500万ユーロ(約7.8億円)と高額な年俸を求められた」ことで「取引にブレーキをかけた」と伝えた。
日本代表MFを巡る争奪戦においては、「すでにアトレティコ・マドリードが選手の“シー(はい)”を取りつけた」とされるが、イタリア紙はインテルも獲得に乗り出したことを報道。「インテルと日本人選手の代理人との間で接触が開始した」と伝え、「インテルにおける最後のアイディアは、ダイチ・カマダという名前につながる」と強調した。
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