ローマは、ニコロ・ザニオーロがガラタサライに移籍することを発表した。
2018年にインテルからローマに加入したザニオーロ。一時はレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏の後継者になるとまで期待された同選手は2度の重傷を乗り越え、そのポテンシャルを見せてきたが、今シーズンはなかなか結果を残せず、さらに今冬の移籍を希望したことから、ファンからブーイングを浴びる場面もあった。
そんな中、1月の移籍市場でザニオーロの去就に注目が集まる。ミランやトッテナムが獲得に興味を示す中、ボーンマスから好条件のオファーがあり、ローマが受け入れたとされるも、当の選手がこれを拒否。1月の移籍を希望するも、自身が望む新天地からのオファーがないまま移籍市場が閉幕したことを受け、ジョゼ・モウリーニョ監督は同選手へのいら立ちをあらわにしていた。
それでも、依然として移籍市場が開いているトルコへの移籍が浮上する中、ガラタサライがザニオーロ獲得に向けて動いていることが判明。そして8日、ローマは同選手をトルコの名門に売却したことを発表した。
ガラタサライも同日にローマとザニオーロの移籍で合意したことを発表。双方は2027年夏までの4年半契約を締結し、同選手は手取り275万ユーロ(約3億8700万円)の年俸を受け取ることになる。また、移籍金は1500万ユーロ(約21億円)に上り、5シーズンにわたって分割で支払われ、さらに将来的な移籍の際の売却額の20%をローマに支払うとも伝えている。
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