インテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナがマンチェスター・ユナイテッドに移籍することが発表された。
昨夏にアヤックスを退団してインテルに加入したオナナ。シーズン序盤に主将サミル・ハンダノヴィッチに代わってチームの正守護神になった同選手は、公式戦41試合に出場してチャンピオンズリーグ決勝進出やコッパ・イタリア制覇、イタリア・スーパーカップ制覇に貢献した。
インテル加入1年目から大きな活躍を残したオナナに対しては、今夏にマンチェスター・Uから関心が届く。長年チームのゴールマウスを守ってきたダヴィド・デ・ヘアの退団が決まり、新守護神の確保が急務になる中、先日から移籍に迫ると報じられてきた。
そして20日、マンチェスター・Uはオナナの獲得を発表。契約期間は1年間の延長オプションが付帯する2028年夏までとなっており、同選手が24番を着用することも決まった。なお、移籍金は4400万ポンド(約79億円)に最大400万ポンド(約7億円)のボーナスが付くとされている。
移籍が決まったオナナは、自身のツイッターでインテルファンに向けて「これほど難しい別れになるとは想像していなかった。1年前、僕はネラッズーロになり、多くの人たちがこのクラブやこの街が特別であると教えてくれた。今、僕はそうであると確信した。僕はサン・シーロ、ラ・クルヴァ、街と恋に落ちた」と綴り、以下に続けた。
「そして今、マンチェスターで新しいユニフォームでスタートするのに適切な状況になった。僕はとても大きな情熱とともにこのようにするけど、寂しくなるということをわかってほしい。すべてのインテリスティに永遠の感謝を。君たちはこのクラブを偉大なものにしている」
「再び会える日が来ると思うけど、今は新しい挑戦に向かう時で、遠くから君たちのことを応援する。選手たちはやって来ては出ていく。でも、クラブはいつまでもそのままだ。インテルはすべてのものや人よりも大きな存在だ。僕が最高の選手だったかどうかはわからないけど、僕は常に全力を出してきた」
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