ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は、0-1で敗れたスペイン代表戦を振り返った。
27日に行われたUEFAネーションズリーグのリーグAグループ2最終節でポルトガルはホームでスペインと対戦。引き分け以上でグループ首位通過の決まるポルトガルは、チャンスを作るもゴールを奪えず。そして0-0で迎えた88分、アルバロ・モラタにネットを揺らされて0-1で敗れた。
土壇場でグループ首位から陥落してファイナル進出を逃し、2019年以来の2度目のタイトルには手の届かなかったポルトガルのサントス監督は、試合後に『RTP』で「前半、チームは良くオーガナイズされていた。スペインがボールを持っていた中で、我々は良いプレーができていた」と話し、この一戦を振り返った。
「しかし、スペインをバラバラにするためにはもっとボールを回す必要があった。前半、我々はいくつかのチャンスを作ったが、スペインは何も作れなかった。後半も我々は良かった。最初の15分で2点や3点を決めるチャンスがあった。しかし、それ以降、ボールを持てず、チームは後退し、プレスもできず、苦しんだ。ポゼッションするために選手を投入したが、できなかった。そんな状況でも2ゴールのチャンスはあったが、決められなかった」
「相手にかかわらずプレーのパターンを維持しなければいけないし、しばらくはそのようにできていた。しかし後半、ボールを持てなくなり、ボールを奪っても、我々のプレーを始められなかった。そして、スペインが押し始め、決定的はなかったが、得点を許してしまった」
また、今シーズンクラブでも代表でもなかなか得点できず、この試合でも決定機を逃したクリスティアーノ・ロナウドのパフォーマンスについて、同指揮官は「私の興味を引くものはチームのパフォーマンスだ。クリスティアーノには3点や4点のチャンスがあった。2つはとても大きなチャンスで、いつもなら決めているものだ。しかし、彼はゴールを奪えなかった。これがフットボールだ」と語った。
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