スペインは27日にUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2最終節、アウェーでのポルトガル戦に臨み、1-0の勝利で決勝ラウンド進出を決めている。決勝点を決めたFWアルバロ・モラタは、自チームのここ一番で勝利する力を誇っている。
勝ち点2差でグループ首位に立つポルトガルを下す以外、決勝ラウンド進出の可能性がなかったスペイン。ボールを保持しながらも攻めあぐね、70分まで枠内シュートを打てなかった同チームだったが、終了間際の88分にモラタが劇的な決勝弾を決めた。DFダニ・カルバハルのアーリークロスをペナルティーエリア左のMFニコ・ウィリアムスが頭で中央に折り返し、そこにフリーで飛び込んだアトレティコFWが左足でボールを枠内に押し込んでいる。
試合後、スペイン『テレデポルテ』とのインタビューに応じたモラタは、次のような感想を述べている。
「難しい試合だった。ポルトガルが舞台だったし、彼らは素晴らしい選手たちを擁するチームだからね。でも僕が心に残すのは自チームの姿勢、最後まで戦い抜いたことだ」
「ニコ・ウィリアムスにとっては代表の2試合目だったが、カルバハルの凄まじいパスからカギを握るプレーを見せてくれたね。最後に自分がボールを押し込んだわけだけど、しかしチームは懸命に戦った。僕たちはこうした試合で、自分たちの力を示さなくてはならないとき、ちゃんとやってのけるんだよ。負けたとしてもピッチですべてを出し尽くさないと」
「重圧は感じたか? いいや。今朝はちょっとナーバスだったけど、落ち着いているチームメートたちをみて、自分も平静になれた。僕たちは良いチームだよ」
関連記事
● C・ロナウド、2年後のEURO2024を目標に「僕の道はまだ終わりではない」|UEFAネーションズリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。