日本代表MF守田英正がポルトガル移籍の際に後押しされた言葉とは。「アキさんらしいなと思った」｜ 内田篤人のFOOTBALL TIME

3月のアジア最終予選。勝てばW杯出場が決定する大一番、オーストラリア戦に出場した守田は、中盤の1人として攻守に躍動し、最後は決勝点に絡むプレーを見せて勝利に大きく貢献した。

そんな守田と最終予選前に行った対談のパート2では、内田氏が様々な質問を守田にぶつけていく。昨年1月に川崎フロンターレからポルトガルのサンタクララ に移籍した守田だが、「ちょっと怖さもあり不安もあるので、決めかねていると行かない理由を探してしまう」と移籍の際にはあまりチームメイトに相談することも無かったと言う。

ただ、そんな時に言葉をもらって嬉しかったと振り返るのが、MF家長昭博とのやり取りだった。

「アキさんに海外移籍をするみたいな話をしていた時に、強化部の方とそういう話になった際には「何で行きたいのか」という話になると思うんですけど、（かつてアキさんは）『行ってから考えようかな。行かしてくれ』みたいな（感じだったようで）、それはアキさんらしいなと思いました（笑）」

また、内田氏はメンタリティーが海外サッカーに向いていると思うかと質問。守田は「日本人っぽくないところが少しあるかなと思っている」と語り、その理由を説明した。

「気を使うところが日本人ですけど、自分はよくしないといけないという思いの方が強いので、発言の部分などは（他の選手との違いが）自分にはあるかなと思います」

将来のステップアップについては「すべての国に行ってみたい」とコメント。MF本田圭佑のように多くの国でプレーしたい思いを口にした。

日本代表の中心として存在感を高める守田。今後どんなサッカーキャリアを歩んでいくのか楽しみだ。