ついに開幕を迎えた『FIFA ワールドカップカタール2022』。グループEに入った日本代表は、ドイツ、コスタリカ、スペインとグループリーグで対戦する。今回はグループリーグでの激闘を前に、各国の警戒したい選手をピックアップし、紹介していく。
ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)
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2003年生まれの19歳のアタッカーはドイツの攻撃でカギを握る存在だ。
育成年代ではイングランドとドイツでの代表経験のあるムシアラは昨年2月にドイツ代表への道を決断すると、ユーロ2020やUEFAネーションズリーズを経て代表の主力に定着。代表では主に左サイドの中盤で起用され、狭いスペースでもボールを扱える卓越した技術力をベースに攻撃で違いをもたらす存在となってきた。
さらに今季は、バイエルン・ミュンヘンで公式戦12得点8アシストを記録し、試合を決める選手に進化を遂げてきた。W杯前に行われた11月のリーグ戦でも2ゴール2アシストと絶好調。今大会注目のブレイク候補を止めることが日本代表にとって大きなミッションになる。
ケイラー・ナヴァス(コスタリカ代表)
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2014年W杯ブラジル大会ではグループステージから好セーブを連発し、史上初のベスト8進出に導き、大舞台での活躍を機にレアル・マドリードへの移籍を勝ち取った過去もある。現在はリオネル・メッシやネイマールらのいるパリ・サンジェルマンに所属し、代表メンバーの中で唯一のビッククラブ在籍選手だ。
現代サッカーではゴールキーパーのフィードも重要視される中で、ナヴァスの真骨頂はやはりセーブにある。シュートストップ能力だけで言えば、世界トップクラスの実力者だ。35歳のベテランの守護神からゴールを奪うことは簡単なミッションではない。
アンス・ファティ(スペイン代表)
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20歳のアタッカーは、リオネル・メッシが退団した後のバルセロナで背番号10を受け継ぎ、個人で局面を打開できる類まれな才能と共に大きな期待をかけられいた。しかし度重なる怪我によって満足いくパフォーマンスを見せられず、2020年10月以降は代表からも遠ざかっていた。
それでも土壇場でカタールへの切符を勝ち取ると、11月17日の親善試合のヨルダン戦では先制点を決め、アピールに成功。現在の状態にルイス・エンリケ監督も「かなり良くなっている」と太鼓判を押している。かつては日本代表の久保建英とバルセロナ下部組織で高め合った旧友が日本にとっては大きな脅威となるはずだ。
世界的なスーパースターを相手に日本代表戦士たちがどのような活躍を見せてくれるか。日本時間の11月23日にドイツ戦、27日にコスタリカ戦、12月2日の早朝にスペインとの一戦を迎えることになる。
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日本代表のカタールW杯試合予定
日時 | ラウンド | 対戦カード | 放送・配信予定 |
---|---|---|---|
11月23日(木) 22:00 | GS第1節 | ドイツ vs 日本 | NHK(テレビ) ABEMA(ネット) |
11月27日(日) 19:00 | GS第2節 | 日本 vs コスタリカ | テレビ朝日(テレビ) ABEMA(ネット) |
12月2日(金) 4:00 | GS第3節 | 日本 vs スペイン | フジテレビ(テレビ) ABEMA(ネット) |
カタールW杯関連情報
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