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イギリスメディア『BBC』は6日、スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督のコメントを紹介した。
スペイン代表は、7日にFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のラウンド16・モロッコ代表戦を控えている。L・エンリケ監督は、チームが決勝トーナメントでPK戦に挑む可能性があることを十分に認識している模様だ。
「PKは緊張の瞬間であり、度胸を見せる時でもある。何千回も練習していれば、イメージしたとおりにPKを決められるということだ」
L・エンリケ監督が「何千回も練習していれば」と口にするのは、決してただのたとえ話ではないようだ。同指揮官は、実際に選手たちに対して、昨年から1000本のPK練習という“宿題”を課していたという。
「1年ほど前、私はキャンプで、選手たちに『少なくとも1000本のPKを練習しなければならない』と言ったんだ。おそらく、彼らは宿題を終えたと思うよ。練習が終わるたびに、多くの選手がPKを決めているのを見るからね」
「緊張感をどうコントロールするかは、練習次第なんだ。PKでは、運よりもGKの影響力が大きいと考えている」
日本代表は、6日に行われたW杯のラウンド16・クロアチア代表戦で、PK戦(1-3)の末に敗れた。また、スペイン代表も、昨年に開催されたUEFA EURO 2020の準決勝・イタリア代表戦をPK戦(2-4)で落とすという経験をしている。L・エンリケ監督は、大舞台でPK戦に目標達成を阻まれた苦い過去から、反復練習の重要性を認識して選手たちに落とし込みを行ったようだ。