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FIFAワールドカップ 2022

“アスリートらしくない身体を持った天才”35歳メッシの戴冠を伊紙も祝福「ようやく世界王者に。サッカーを愛する者なら誰でも喜ぶ」 | カタールW杯2022

DAZN NEWS
“アスリートらしくない身体を持った天才”35歳メッシの戴冠を伊紙も祝福「ようやく世界王者に。サッカーを愛する者なら誰でも喜ぶ」 | カタールW杯2022(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】日本時間19日、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の決勝が行われ、アルゼンチンがフランスを下して世界の頂点に立った。イタリア各紙は、悲願のW杯タイトルを獲得したリオネル・メッシを祝福した。
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FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の決勝において、前回王者のフランスを3-3でPK戦の末に4-2で下し、ディエゴ・マラドーナ氏を擁した1986年以来となる通算3度目の優勝を飾ったアルゼンチン。35歳のリオネル・メッシは、悲願のW杯トロフィーを獲得し、キャリアを通じて比較の対象とされてきた祖国の英雄に肩を並べた。

イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、2得点を挙げたほか、PK戦のキッカー1人目としてアルゼンチンを優勝へと導いたメッシについて、かつて“神の手ゴール”で話題となったマラドーナ氏と比較するように「メッシ、神の足」の見出しで報道。「アルゼンチンが史上最高に美しいW杯の王者となった。世界はレオ・メッシのものだ」などと綴った。

また同紙のステファノ・バリジェッリ編集長は、「メッシが王者に。サッカーを愛する者なら誰でも喜ぶはずだ」と指摘。「W杯が選手の大会であるならば、直近の20年間における最強選手のレオ・メッシが優勝カップを掲げたのは、ふさわしいことだ」などと綴って35歳FWの戴冠を称えた。

さらに「メッシはプルガ(ノミ)と呼ばれるように、アスリートらしくない身体を持った天才だ」と続け、「サッカーにおいては、芸術的な頭と、神の足を持っていれば、そのフィジカルでも十分なのだ」と持論を展開。「メッシはサッカーに興味のない者、軽蔑する者までも巻き込むことができる。あらゆる偏見を突き破り、万人の心に届く才能の奇跡だ」と絶賛した。「マラドーナとは性格も人生も異なるが、ピッチにおいては兄弟だ」と結論付けた。

一方、『Corriere dello Sport』は、「レオ・メッシが並外れたキャリアの絶頂でやり遂げた。ようやくアルゼンチンとともに世界王者となった」とアルゼンチンの優勝を報道。「カタール2022はスペクタクルな決勝で幕を閉じた」などと伝えた。

また『Tuttosport』は、「36年の時を経て、W杯トロフィーがアルゼンチンに戻る」と報道。「あの時はマラドーナがいたが、現在のチームにはメッシがいる。彼は、選手たちが夢見る最も重要なトロフィーを手にし、並外れたキャリアを飾った」と綴った。

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