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FIFAワールドカップカタールは12月2日、グループGとHの最終戦を実施。グループHでは韓国代表がポルトガル代表に勝利し、逆転でグループステージを突破した。グループEでは、日本代表が優勝経験のあるスペイン代表とドイツ代表を破り首位通過。オーストラリア代表はグループDを2位通過し、アジア勢が6チーム中3チームが決勝トーナメントに進んだ。
今大会におけるアジア勢の躍進について、林陵平さんと鄭大世さんが分析した。まず林さんは「個人の質が向上している」とコメント。海外リーグでプレーし、活躍している選手が増えている状況を挙げた。組織としてチームを作り上げることの重要性を語っている。
鄭大世さんは、情報があふれヨーロッパの選手のプレーを身近で見る機会が増えている点が作用していると話す。さらに日本がドイツ、スペインに勝利できた要因と課題についても語っている。
「ヨーロッパの『組織』に対しての『組織』は日本は強いと思う。組織的なサッカーには肩を並べるレベルになった。さらに世界との差として残っているのは、ブラジルなど南米系の『個人で打開するチーム』に日本はじめアジアは弱い。残っている課題」
一方で林さんは、南米やヨーロッパの強豪を相手にさらに『組織』で渡り合っていくための重要性も語る。そのためには「国内リーグの質を向上させることで、サッカーのレベルを上げることができる」と語った。今後は「東南アジア勢の成長も見込める」と鄭大世さんは展望。そのためにも日本をはじめ今回W杯に出場しているアジア勢が、成績を残すことが重要だとしている。
そのほか『FIFAワールドカップタイム』では、2日に行われたゲームの回顧や決勝トーナメント1回戦の展望も行っている。