「恥ずかしくて、悔しくて、情けなくて死んでやろうかと思ったこともあった」。横浜FMの守護神、ポープ・ウィリアムはJ1デビューを前に、自身のブログにそう綴った。蔚山(韓国)と対戦したACL準決勝では、40本のシュートを浴びながらもゴールマウスを守り続け、決勝進出へと導いた立役者。だが、それまでの旅路はとても苦しいものだった。どん底からアジアの頂点にたどり着こうとしている男のストーリーを、本人へのインタビューで解き明かす