スペインフットボール連盟(RFEF)の競技委員会は16日、バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキに3試合、DFジェラール・ピケに4試合の出場停止処分を科した。
8日に行われたラ・リーガ第14節オサスナ対バルセロナ(1-2)で、レヴァンドフスキは前半に2枚のイエローカードを提示されて退場していたが、ヒル・マンサーノ主審は同選手がピッチを去る際に指を鼻の下に持っていく動作を何度も見せていたことを報告していた。これを受けた競技委員会は、退場によって1試合、「審判を軽視する態度」によって2試合の出場停止処分をポーランド代表FWに科している。
レヴァンドフスキはこの処分によって、1月に行われるラ・リーガのエスパニョール戦(ホーム)、アトレティコ・デ・マドリード戦(アウェー)、ヘタフェ戦(ホーム)を欠場することに。バルセロナにとってはあまりに手痛い離脱となりそうだが、クラブは上訴を行う方針とみられる。
一方、オサスナ戦でベンチだったピケは、ハーフタイムにヒル・マンサーノ主審に詰め寄っていた。同主審の報告書によれば「あんたが俺たちに吹いたCKの判定を確認したか? あんたはダントツで俺たちをうんざりさせる審判だよ」「マジで恥ずかしいよな、ちくしょうめが」などの言葉を口にしたという。
競技委員会は「侮辱、言葉の暴力、侮辱的姿勢」によってピケに4試合の出場停止処分を科すことを決定した。しかしながら同選手は、オサスナ戦を最後に現役を引退している。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。