7月18日、パ・リーグの試合が行われた。埼玉西武ライオンズは投打が噛み合い、5-1で北海道日本ハムファイターズに快勝。打線が12安打8得点と繋がった東北楽天ゴールデンイーグルスは、8-3でオリックス・バファローズに勝利。千葉ロッテマリーンズは2-1で福岡ソフトバンクホークスに競り勝った。
日本ハム対西武
西武は1点を追う4回、相手のミスなどで逆転に成功。6回には無死満塁から鈴木将平が走者一掃のタイムリーを放ち、勝負を決定付けた。「前の打者が繋いでくれた満塁の場面、どうしても点が欲しかったので、割り切ってフルスイングしようと打席に入りました」と鈴木。
投げては5回8安打1失点と好投を見せた先発・與座海人が、今シーズン7勝目を手にした。6回以降は佐々木健、本田圭佑、宮川哲、ボー・タカハシが無失点に抑え、日本ハムの反撃をかわした。
日本ハムは2回、宇佐見真吾のタイムリーで先制に成功。しかし3回以降はあと一本が出ずに12安打1得点止まり。5回4安打2失点5奪三振の先発・池田隆英が2敗目を喫した。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/16(土) | 日本ハム 1-0 西武 | 上沢 髙橋光成 | 勝：上沢／セ：堀 敗：髙橋光成 |
| 7/17(日) | 日本ハム 3-4 西武 | 伊藤 平井 | 勝：平井／セ：平良 敗：伊藤 |
| 7/18(月) | 日本ハム 1-5 西武 | 池田 與座 | 勝：與座 敗：池田 |
楽天対オリックス
楽天は序盤、鈴木大地、辰己涼介のタイムリーで2点をリード。4-3で迎えた6回には辰己のセーフティスクイズに銀次のタイムリーで2点、さらに7回にも辰己のタイムリーなどで2点を追加し、オリックスを突き放した。投げては7投手の継投でリードを守り抜き、4番手の宋家豪が4勝目。
「ファンキー加藤さんのライブがある試合でまだ勝てていないので、今日でその伝説を終わらせます！」と先制打を振り返った鈴木大の話した通り、投打が噛み合っての勝利となった。
オリックスは中盤、杉本裕太郎のタイムリーなどで一時は逆転に成功する。しかし先発のワゲスパックが5回途中3失点と粘れず、リリーフ陣も失点を重ねてしまった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/16(土) | 楽天 7-3 オリックス | 田中将 山本 | 勝：田中将 敗：山本 |
| 7/17(日) | 楽天 オリックス | 辛島 田嶋 | 勝：田嶋／セ：平野佳 敗：辛島 |
| 7/18(月) | 楽天 8-3 オリックス | 藤平 ワゲスパック | 勝：宋家豪 敗：K-鈴木 |
ロッテ対ソフトバンク
ロッテは1点を先制された直後の1回、角中勝也のタイムリーで同点に追いつく。すると3回、中村奨吾の犠飛で勝ち越しに成功。これが決勝点となった。
先発の美馬学は、7回3安打1失点6奪三振の快投で今シーズン5勝目。8回をオスナ、9回を益田直也が抑えてソフトバンクに競り勝った。先発の美馬は「本当に松川のサインが冴えてたと思います。サイン通り投げれた結果、球数も少なく長いイニング投げれたかなと思います」と、女房役の松川虎生を讃えた。
ソフトバンクは初回、柳町達のタイムリーで幸先良く先制。先発の東浜巨も6回2失点と好投を見せたが、打線が追加点を挙げることができなかった。
| 開催日 | カード | 予告先発 | 責任投手 |
|---|---|---|---|
| 7/16(土) | ロッテ ソフトバンク | ロメロ 東浜 | |
| 7/17(日) | ロッテ 3-5 ソフトバンク | ロメロ 石川 | 勝：森／セ：モイネロ 敗：ゲレーロ |
| 7/18(月) | ロッテ 2-1 ソフトバンク | 美馬 東浜 | 勝：美馬／セ：益田 敗：東浜 |
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