今シーズンのプレミアリーグでは、今夏マンチェスター・シティに加入したノルウェー代表FWアーリング・ホーランの得点力が猛威を振るっている。22歳の“怪物”は8試合の出場で早くも14ゴールをマークしており、もはや手がつけられない状態だ。
だが、プレミアリーグで注目するべきアタッカーは、得点ランキングのトップを独走するホーランや、7ゴールを挙げて同2位につけるイングランド代表FWハリー・ケインだけではない。DAZNのプレミアリーグ専門番組『PREMIER LEAGUE FREAKS』(毎週水曜)では、6ゴールを挙げて得点ランキング3位に立っているFWアレクサンダル・ミトロヴィッチをピックアップした。
フラムとセルビア代表で絶対的なエースとして活躍するミトロヴィッチは、母国の名門パルチザン・ベオグラードや、アンデルレヒトなどで活躍。2015年7月にはニューカッスルに5年契約で完全移籍し、いよいよプレミアリーグに足を踏み入れる。当時まだ20歳だったミトロヴィッチについて、『PREMIER LEAGUE FREAKS』に出演したスポーツライターのベン・メイブリー氏はこう振り返る。
「デビュー戦で出場から22秒でイエローカード。荒っぽさ、ラフさがあった。ダイヤモンドかもしれないけど、まだ全然磨かれていなかった」
2016-2017シーズンからニューカッスルの指揮官となったラファエル・ベニテス監督の起用法と合わずに出場機会を大きく減らしたミトロヴィッチは、2018年2月にフラムへと半年間のレンタル移籍。この決断が功を奏して、当時イングランド2部のEFLチャンピオンシップ所属だったフラムをプレミアリーグ昇格に導いた。翌2018-2019シーズンからは完全移籍に移行し、現在までフラムのエースとして活躍している。
現在もフラムを率いるマルコ・シウバ監督によって持ち前の才能を引き出され、さらなる成長を遂げたミトロヴィッチ。2021-2022シーズンのチャンピオンシップではリーグ新記録となる44試合43ゴールをマークして自身二度目の得点王に輝き、今シーズンはプレミアリーグでその得点力を存分に発揮している。また、ドラガン・ストイコヴィッチ監督率いるセルビア代表でも重要な得点源となっているミトロヴィッチは、日本時間の11月21日(月)に開幕を迎えるFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022では国の威信を懸けた戦いに臨む。セルビアが上のラウンドを目指すためには、エースの活躍が欠かせないだろう。
今後も、28歳の“磨きがかかったダイヤの原石”から目が離せない。
PREMIER LEAGUE FREAKS
- 配信: DAZN
- 配信日:毎週水曜日
- MC:ベン・メイブリー、野村明弘
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