ユヴェントス加入へ向け、前夜にトリノ入りしていた元PSG(パリ・サンジェルマン)MFのディ・マリア。この日、メディカルチェックを経て契約サインを済ませると、ユヴェントスはアルゼンチン代表MFの獲得を正式発表した。トリノのクラブは公式サイトを通じ、フリーでチームに加わったディ・マリアの輝かしいキャリアを紹介しつつ、選手を歓迎した。
「ベンフィカから始まり、レアル・マドリーそして近年はPSGに所属し、信じられないほどのタイトル獲得歴を誇る王者。アルゼンチン代表の象徴でもある彼は、2008年北京オリンピックで金メダルを獲得したほか、コパ・アメリカ2021で優勝を経験した」
「ボールは歌を歌い、稲妻のようなドリブルは人々を夢中にさせる。彼の左足はまるで純粋なポエムのように、プレーに炎を灯すたびに魔法を見せる。才能、運動量、努力、上質なクオリティ、カリスマ性のすべてを兼ね備える。もちろん気持ちの強さを併せ持っていることも、歓喜のたびに世界へ示してきた。彼こそアンヘル・ディ・マリア、ユヴェントスの選手だ。ようこそフィデオ!」
セリエAにおいて新たな挑戦へ臨む34歳のディ・マリアは、新天地での歓迎ぶりを喜んだ。
「僕にとって新たな節目となるが、とても、とても幸せに感じている。オファーに『シー(はい)』と答えた瞬間から、すべての人々が僕の面倒を見てくれる家族になったような気分で、とてもうれしく感じた」
なお『Gazzetta dello Sport』によれば、契約は1年間。年俸は550万ユーロ(約7.6億円)で、出場数やチームの成績に応じたボーナスを含めれば、700万ユーロ(約9.7億円)ほどとなり、代理人への手数料は130万ユーロ(約1.8億円)とされている。また背番号は「22」。ディ・マリアの加入により、ユヴェントスはドゥシャン・ヴラホヴィッチを1トップとした4-3-3のシステムを採用していくとみられる。
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