元パリ・サンジェルマン(PSG)指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ氏は、FWキリアン・エンバペに移籍を勧めている。
16歳でのプロデビューから瞬く間にスターダムに駆け上がったエンバペ。リーグアンでの197試合で147ゴールを奪い、5度の優勝を経験。フランス代表としても2018年ワールドカップ優勝の立役者になるなど、23歳にして世界最高の選手の1人として活躍を続けている。そんなエンバペだが、近年レアル・マドリードへの移籍が大きく騒がれていた。今夏の移籍は決定的とも報じられたが、最終的にPSGと新契約を締結。残留を決断している。
しかし、昨シーズンまでPSGを率いていたポチェッティーノ氏は、成長のために移籍を勧めている。『エル・パイス』のインタビューで以下のように語った。
「彼は今も上向きで、これからはさらに素晴らしい成績を残すエンバペを見せつけられることになるだろう。だが、進化とは時に快適な場所を離れることで起きるものでもある。PSGとの延長は、クラブやファンにとっては良いことだった。しかし、バロンドールに近づくためには快適な場所を離れることを考えなければならない」
「エンバペは(リオネル・メッシやネイマールと比べ)若く、まだ未熟だ。素晴らしいカリスマ性もあるが、まだ自分自身を見つけ出す必要もある。レオやネイは、やり方は違うがより責任感がある。一方でキリアンは、まだ自分自身を探しているからね」
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