バルセロナは、やはりレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディの獲得に動くようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
バルセロナは長らくアンカーを務めてきたMFセルヒオ・ブスケツとの契約が今季限りで、同選手はアメリカへ渡ることが濃厚とされている。ブスケツ以外にアンカーが本職の選手はいないため、本当に退団する場合には後釜獲得が必須となる。
ここ最近、バルセロナが来夏フリーとなるアンカーの選手を探しているとの報道があったが、『マルカ』によれば獲得のポールポジションに立っているのは、依然としてスビメンディである様子。ソシエダMFこそチャビ・エルナンデス監督が最も好んでいる選手であり、バルセロナは獲得の動きを見せるとのことだ。
しかしながらソシエダは、おそらく交渉の余地などなく、契約解除金6000万ユーロの支払いだけを求めてくることが予想される。6000万ユーロは財政難のバルセロナにとってハードルが高く、いくらブスケツ退団で人件費が2500万ユーロ減らせても賄える額ではない。バルセロナがこのハードルを越えられるかどうかは不透明だが、いずれにしてもスビメンディをこの冬に獲得するのは現実的ではなく、来夏チームに加えることを目指すようだ。
なおバルセロナはスビメンディのほか、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズのMFルベン・ネヴェスも獲得候補としている模様。こちらはジョアン・ラポルタ会長と良好な関係にあるジョルジュ・メンデス代理人がプッシュしており、金銭的にも獲得のハードルは低いとみられる。が、チャビ監督が獲得を優先するのは、あくまでスビメンディのようだ。
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