7月8日、日本野球機構（NPB）は6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグはともに東京ヤクルトスワローズの小川泰弘と村上宗隆が、パ・リーグはともにオリックス・バファローズの山本由伸と杉本裕太郎が選出された。
小川は2018年6月以来、4年ぶりの受賞。4試合に登板し、リーグトップタイの3勝、同2位の防御率1.55と投球回29をマーク。4試合中3試合でクオリティ・スタート（6回以上自責点3以下）と安定した投球を見せた。
村上はリーグトップの14本塁打、35打点、長打率.940、出塁率.515と圧巻の成績を残し、チームの首位独走に大きく貢献。ヤクルトの打者としては、自身が受賞した2020年6、7月度以来の受賞となった。
山本は4試合に登板し防御率0.56、リーグトップタイの3勝、同トップの33奪三振をマーク。4試合全てで7回以上を投げて自責点1以下と圧倒的な投球を見せ、18日の埼玉西武ライオンズ戦ではプロ野球史上86人目のノーヒットノーランも達成した。
杉本はリーグトップタイの15打点、2位タイの5本塁打、2位の長打率.538をマークした。4試合連続マルチ安打、8試合連続安打を放つなど好調をキープし、5本の殊勲打を放つなど勝負強さが際立った。オリックスで投手・打者のダブル受賞は、2021年6月度（山本、杉本）以来。
小川泰弘（ヤクルト・3度目）
[成績] 4試合 3勝0敗 投球回29 防御率1.55 奪三振16 自責点5
村上宗隆（ヤクルト・2度目）
[成績] 23試合 打率.410 34安打 14本塁打 35打点 5盗塁
山本由伸（オリックス・6度目）
[成績] 4試合 3勝0敗 投球回32 防御率0.56 奪三振33 自責点2
杉本裕太郎（オリックス・2度目）
[成績] 21試合 打率.282 22安打 5本塁打 15打点 1盗塁
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